〈市場予測〉ものばんく、相場の二極化により新たな目利きの時代に

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〈市場予測〉ものばんく、相場の二極化により新たな目利きの時代に

2017年01月12日

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ものばんく 吉田悟社長ものばんく 吉田 悟社長

昨年の1月からずっと警鐘を鳴らしてきたのですが、中古ブランド市場は相場の二極化がより進むでしょう。値段がしっかり伸びるものとそうでないものの差が今年はよりはっきりしてくると考えています。これを水際で選別できるかが質屋や買取店にとってのターニングポイントになりそうです。

Keywords

  • 相場の二極化より進む
  • 新たな目利きの時代が到来
  • 新しい市場の開拓

行き場失うモノも

こうした二極化の流れは、中国客がなんでも買わなくなってきたことによって起きました。彼らも目利きになってきたのです。国内の立て(小売り)にものが流れていない中で、横(業者間)の取引がこれまで為替状態がいいことによって活況に行われていました。その横から最終的には中国を中心とした海外の立て(小売り)に流れていたが、向こうも止まったことでこの流れが起きました。

データの咀嚼力

これまでは相場が上がり一辺倒だったため、データを見て大体これくらいで買っておけば、という買取が成り立っていましたが、これからはそうはいかなくなるでしょう。端的に言うと、また目利きの時代が到来ということです。本来僕らの職業においては、目利きであることが大事なのですが、それがある時からデータの時代に変わり、これを駆使してどういうものを掘るかに変わってしまった。ですがこれからは、各社のバイヤーの目利きが試されるようになるでしょう。ただ、以前の目利きというのは真贋のことを指していましたが、それだけでなくデータの咀嚼力が求められるようになるでしょう。ただ数字を眺めるのでなく、将来の予測をもとにデータの裏側にあるものを見に行かないといけない時代になったと思います。これにより、ある種公平な競争が始まるのではないかと思っています。

会社概要
本 社 山口県下関市
事業内容 ブランド品、道具類の古物市場「monobankオークション下関交換会」の運営等

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407号(2017/01/10発行)5面

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