《ブックカフェ探訪№1》古本に古着、食器まで型にはまらないブックカフェ

検索

「ブックカフェ探訪」

《ブックカフェ探訪№1》古本に古着、食器まで型にはまらないブックカフェ

2017年03月08日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

FOLK old book store (大阪府大阪市)

1階がカフェで地下が物販・ギャラリーとなっている1階がカフェで地下が物販・ギャラリーとなっている。入口側は全面ガラスで明るい雰囲気をもつ

店内の本を読みながらコーヒーや軽食を楽しめるブックカフェ。本の販売や読み聞かせ、イベント開催を行う店など様々なタイプがある。

初回に紹介する「FOLK old book store」は、古書や新本、古着、食器まで多彩な商品を取り扱っている。店内では新刊発売記念のトークイベントなども開催。最近では木彫作家の公開制作・展示など、特色ある企画にも取り組んでいる。

しかしそんな同店も、当初はオーナーの手持ちの本だけでオープン。本の買取りを始め、買取った本も棚に並べて販売。「この本の隣にこの本を置くとおもしろいだろう」と考え、実際に2冊とも手にとってくれたお客がいたりすると、この商売の醍醐味を感じるという。

古着の取扱いを始めたのは、来店したカップルが女性は熱心に本棚を見ているのに、男性は本に興味がないらしく暇をもてあましている様子だったため。そこで、オーナーは「本に興味がないなら、ジーパンでも見たらいい」と考えた。

《ブックカフェ探訪》日本ブックカフェ協会ロゴマーク

日本ブックカフェ協会
ブックカフェの認知度向上と普及を目的に2015年8月設立。開業支援講座開催から経営支援、イベント開催、ネット販売支援等を実施。協参企業として建築や不動産、書店、食材など幅広い業種の企業が加盟している。
※写真・参考文章は「日本ブックカフェ協会」が提供。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

410号(2017/02/25発行)15面

Page top
閉じる