WOVN.IO、多言語化システムで5分で越境EC開始

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WOVN.IO、多言語化システムで5分で越境EC開始

2017年03月22日

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ミニマル・テクノロジーズ(東京都港区)が、ウェブサイトを簡単に多言語化するシステム『WOVN.IO(ウォーブンドットアイオー)』を提供している。ECで海外ユーザーに商品を売りたいと思ったら、開発コスト不要、たった5分で多言語対応を可能にする。

サイトに設置されたプルダウンの中から『英語』や『中国語』などを選択すれば、表示が指定した言語に切り替わる(画像①参照)。それが多言語化システムだ。

画像1 ユーザーが観覧する言語を選択できる画像① ユーザーが観覧する言語を選択できる

日本のリユース店が運営するECサイトを、アメリカ人が閲覧しているなら英語に切り替え、中国人が見ているなら中国語に切り替えて閲覧することができる。利用すれば、リユース事業者が国境を超えて商品を販売することが可能になる。

しかし例えば、商品掲載数が数万点のECサイトを多言語化しようとシステム会社に一から依頼すれば、大きな開発費が提示されるだろう。開発期間も必要になるし、運営していく上で保守費用や翻訳費用も発生する。その上、従来の仕組みだと、5言語に対応しようとすると開発コストも5倍にふくらんでしまう可能性がある。

コード1行挿入のみ8千サイトが利用

一方ミニマル・テクノロジーズが提供するウォーブンは、開発コストも管理コストも不要だ。コードを1行、HTMLの中に挿入するだけ。5分で連携が終了する。コストはビジネス利用なら月額2万5000円から。初期費用も必要ない。

シンプルで低コストだと評判を呼んで、広告宣伝をしていないにも関わらず、現在8000サイトが利用している。この中には、中古ブランドのECショップもあると言う。

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411号(2017/03/10発行)11面

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