日本リサイクルオークションつくば、フィリピンに新たな道具市

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日本リサイクルオークションつくば、フィリピンに新たな道具市

2017年04月20日

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出来高1回300万円前後

フィリピンに新たな道具市場が誕生した。

道具系古物市場の日本リサイクルオークションつくば(茨城県稲敷郡、以下JRAT)が、現地法人のオーティスジャパンと業務提携し、昨年7月に開始した。

1回の競りで100人ほど集まる1回の競りで100人ほど集まる

JRATが経営管理と商品輸出窓口を担当し、オーティスが運営業務を行う。「日本の市場が主導して現地市場を管理するのは珍しい事例です」(JRAT高野拓也代表)。

名称は「オーティスジャパンオークション」。日本から輸出した家具・おもちゃ・服飾雑貨・食器等を競る。毎週火・金曜日の開催で、1回出来高120万〜150万ペソ(260万〜330万円)。ビッターは現地のリユース業者や個人。1回100人ほど集まり、活気があると言う。

開始から半年以上を経て運営体制が整ってきたため、今後は国内のリユース業者からの商品拠出を増やしたい考えだ。現在はJRATが買取り・国内道具市で集めた商品と10社以上の買取業者から集めたものを、40フィートコンテナで月間20本弱輸出。原則は委託販売だが、要望に応じ買切りにも対応。

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413号(2017/04/10発行)24面

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