オークネット、中古スマホ市場急拡大の中国へ参入

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オークネット、中古スマホ市場急拡大の中国へ参入

2017年05月26日

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下取りの陣取合戦に参加

 情報流通支援サービスのオークネット(東京都港区)が、現地企業を含めた3社協業で中国でのスマホ下取り・流通に本格的に乗り出す。

提携するのは、中国・深セン証券取引所に上場するスマホ販売代理大手の深セン市愛施徳股份有限公司(以下、aisidi)と、グローバルにデータ消去や端末診断を行うブランコテクノロジーグループ。

中国で記者会見を行った中国で記者会見を行った

aisidiは、中国全土に2万店以上の販売代理店ネットワークを持っている。これを活かして、中古スマホの下取りサービス「CooDoo(酷兜)」を全国展開する方針だ。

中国のスマホ市場は急拡大しており、現在日本の10倍以上の規模と言われている。それに伴い成長する中古市場に目を付けた。中古端末はネットを中心に販売されており、深センには巨大な中古スマホのリペアマーケットもあると言う。

オークネットは中古スマホの価格算出システムなどのノウハウを提供する。ブランコは、データ消去や端末の状態自動診断システムなどを提供する。

「中国の下取り市場は急速にクリーンに成長しつつある。下取りの専門会社も登場し、中古端末を集める企業の陣取り合戦がはじまっている所。中古スマホのリアルタイムオークションや海外取引で培ったノウハウを活かしてシェアをとりたい」(オークネット デジタルプロダクツ 佐原忠史専務取締役)

416号(2017/05/25発行)2面

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