ケーヨーテクノ、赤字店舗が黒字化成功

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「人材育成大研究」

ケーヨーテクノ、赤字店舗が黒字化成功

2016年05月25日

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日誌・ワークシートで自立型思考

総合リサイクルショップ愛品館を6店舗運営する、ケーヨーテクノ(千葉県柏市)。初めから高いレベルは求めず、育成することを前提とした人材確保が同社のスタイル。理想とする「自立したスタッフ」を育てるために、密な人材育成を実施している。これが功を奏し、売上は前期比6%アップ。「個々が生産的に考え行動できる、そうした意識を癖づけることが、企業としての成長の秘訣」(山岸取締役)と話す。

ケーヨーテクノ 自立した人材とは?

ベースは原田メソッド!!

原田メソッドとは、原田教育研究所が提唱する、自立した人間を育てるプログラム。「日本ハムの大谷翔平選手や、ユニクロなどの大手企業でも取り入れられているようです」。

右図は、毎月各店舗店長・副店長が記載するワークシート。明確な目標を定め、そのためのルーティン・期日行動を細かく決める。例えば「売り上げアップだけではなく、アップし報奨金を獲得したいなど、動機まで明確にすることで実現に近づく」。

仕事だけでなく、メンタルやプライベートな目標も。「プライベートが安定すると、仕事面でも集中でき相乗効果が生まれるんです」。

ケーヨーテクノのワークシート八千代店田島店長のワークシート。仕事面だけでなく、「残業 しすぎず、ファミリータイムを1h以上とる」など、プライベー トな目標も定め、ワークライフバランスをとっている

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392号(2016/05/25発行)9面

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