遺品整理士認定協会、不用品回収健全化の指導員養成講座を開始

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遺品整理士認定協会、不用品回収健全化の指導員養成講座を開始

2017年12月18日

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遺品整理士認定協会(北海道千歳市)は12月7日、「不用品回収健全化指導員養成講座」を開始した。

この通信講座では、違法な不用品回収を判別する知識を備えた指導員の育成を行う。

「指導員には、違法行為を発見し、当協会や行政、関係省庁に通報することで地域住民を守ってほしい」と川崎氏は話す。講座では、廃棄物処理法や特定商取引法などの関連する法律を学べる。

講座開始の背景は、悪質な業者や無許可の業者が遺品整理業務の名目で不用品回収を行った結果、不法投棄や高額請求を行い社会問題になっていること。11月には北海道の便利屋業者が無許可でごみを回収し、違法に投棄していたとして逮捕者も出ている。適正に事業を行っている企業のイメージまで悪くなることにも懸念を示している。

講座の受講料は2万5000円で、年会費は5000円。標準2ヵ月で修了できる内容だと言う。

遺品整理士認定協会 川崎航氏遺品整理士認定協会 川崎 航氏

429号(2017/12/10発行)6面

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