〈脱買取競争〉中古海外買い付けへ 緑園

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「脱買取競争」

〈脱買取競争〉中古海外買い付けへ 緑園

2018年01月11日

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リユース店にとって、商品調達は大きな課題だ。
新たな買取りサービスも続々登場し、国内でのモノ取り合戦は激化している。しかし、「買取り」ではないチャネルで成功しているショップもある。
これから紹介するのは、海外に直接買い付けに出向いているショップだ。ヨーロッパで独自のコンセプトに則った仕入れを行っている。成功しているノウハウを紹介する。

年1回、10ヵ国を渡り歩く
1ヵ月で50箱以上仕入れ

緑 園

緑園(東京都台東区)の大澤真純代表は年1回、1ヵ月半ほどかけてヨーロッパへ直接買い付けに行っている。訪れる国はバルト3国やオランダなど計10ヵ国にも上る。

「日常で使えて、カラフルかつかわいいもの」をコンセプトに、テーブルクロスなどの布製品やヴィンテージ生地、食器などを扱う。また、店舗の壁を黄色く塗るなど、訪れた人がわくわくするような空間作りをしている。お客は特に家庭のある主婦層が多い。他にもヴィンテージ生地を求めるハンドメイド作家などにも頼りにされている。

店頭とネットでの販売の他、赤坂蚤の市などの各種イベントにも週1回ほど参加。イベントには海外のアイテムが好きな層が集まるため、1回の出店で店舗販売1週間分の売上げを達成することもある。また、新規顧客の獲得に繋がりやすいという。

Q1回でどれくらい仕入れる?

年1回の買付けで1年分を仕入れるため、仕入れ量はバナナ箱で40〜50箱以上にもなるという。現地での移動には公共交通機関を利用するため、街ごとに仕入れた商品を日本に発送。経費は、滞在資金を含めて150万円程を準備する。

Qどこで買い付ける?

買付けする店は宿泊するホテルで聞くなどして現地で開拓してきた。数年間通うことで贔屓の店も見つかり、日程内ですべて回り切れないほどに。1日に5〜6件、多い時は10件の買付けをすると言う。

Q海外買付けを行う理由は?

例えば食器を輸入すると、欠けているものが届くことがある。これは不良品という訳ではなく、日本とヨーロッパで中古品に対する価値観が違うため。日本人の感覚に合う商品を選ぶため、直接海外に出向いて自分の目で確かめている。

別世界のような世界観壁には欧州の食器が別世界のような世界観(写真上)壁には欧州の食器が(同下)

緑園 大澤真純代表緑園 大澤真純代表

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431号(2018/01/10発行)7面

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