携帯市場 神田本店、中古ガラケーを専門に

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携帯市場 神田本店、中古ガラケーを専門に

2018年01月15日

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店舗月販50万円

ネットと実店舗4店で中古ケータイ等を販売する携帯市場(東京都千代田区)が昨年11月15日、ガラケー旗艦店として神田本店をリニューアルオープンした。店舗売り月販目標は30万円だったが、50万円を売り上げ好調なスタートを切っている。店内では年式や性能別にコーナーを設け、常時400~500点のガラケーを展示している。

回線契約3千万〝ガラケー信者〟はいる

「中古スマホや修理も提供していたが、お客様の声を受けて専門店としてリニューアルしました。ガラケーでの回線契約は3000万もあると言われている。 〝ガラケー信者〟はまだいるんです。私もそうなんですが、通話する際スマホよりガラケーのほうが耳にあてやすいんですよね」(粟津浜一社長)。ネットをほとんど使わずに〝電話で〟通話したいという人にはガラケー契約の方が断然安い。

性能別に分かれた商品の前に立つ粟津浜一社長性能別に分かれた商品の前に立つ粟津浜一社長

キャリアはガラケーを発売しない。だから中古が売れる

粟津社長は中古ガラケーの需要が根強い背景を次のように語る。「携帯回線契約者1人からの月間売上をARPU(アープ)と言うのですが、スマホのARPUは4000~6000円程、ガラケーはその半分以下と言われています。そのためキャリアは需要があると分かっていてもガラケーを出さない。だからユーザーは中古で買い求めるんです」(粟津社長)。

提灯や紅白幕で祭りの雰囲気を醸し出す店内提灯や紅白幕で祭りの雰囲気を醸し出す店内

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431号(2018/01/10発行)10面

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