《全国ダーツの旅☆静岡県》Choice(チョイス) 定住支えた顔が見える接客

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《全国ダーツの旅☆静岡県》Choice(チョイス) 定住支えた顔が見える接客

2018年04月24日

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リサイクル通信 全国ダーツの旅
~静岡県 編~

ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー


Choice(チョイス)
アミーゴと呼ぶブラジル家族 定住支えた顔が見える接客

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▲店舗はブラジルスーパーの隣にある

浜松市には様々な国籍の外国人が2万人以上いるが、ブラジル人は特に多く、8800人余り住んでいる。 
Choice(浜松市中区)は5年前、ブラジル用品を扱うスーパーの隣にオープンした総合リサイクルショップだ。

中古品だけでなく、フライパン、包丁、電球などの日用品を揃えており、開業当初はお客の大半がブラジル人だった。
その中に今では常連客となった4人家族がいる。当初は来日したばかりで、言葉も上手く伝わらない中、家具や家電など大きな生活用品を同店で揃え、それ以後もちょくちょく顔を出し、日用品を購入してくれる。

「ブラジルの方は陽気でフレンドリーです。その家族とは特にフィーリングが合って、来店すると〝アミーゴ〟と挨拶して握手してくれるので、私も〝オブリガード〟とポルトガル語で答えています。こういうのを探していると相談されて、当店になければ買える店を探して紹介することもありますね」と影山正太郎店長。

気がつけば両親は日本語でコミュニケーションがとれるようになり、子どもたちも地元の小学校に通って、すっかり日本に馴染んでいた。
「昨今ブラジルは治安が悪化し、日本に定住する方も増えています。これからもブラジル人をはじめ、外国人のお客様に人の顔が見える接客をする店でありたい思っています」(影山店長)

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▲影山正太郎 店長

第437号(2018/04/10発行)17面

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