米WGACAとオパールコーポレーションが、バッグ専門の業者間オークションを開催

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米WGACAとオパールコーポレーションが、バッグ専門の業者間オークションを開催

2018年06月08日

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米WGACAとオパールバッグ専門市場大会
出来高3億円、7月から品川で


米国でヴィンテージアパレルや中古ブランド品等の販売を行い、著名人やセレブから支持を集めるWGACAオパールコーポレーション(神奈川県横浜市)が共同で7月23日に品川でバッグ専門の業者間オークションを開催することが分かった。

市場の名称は「TOKYO AUCTION」。初セリ時は約500箱(1箱約10点)の出品を見込み、出来高で3億円を計画。毎月23日に市場を開催する。 

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▲昨年業務提携を結んだWGACAのセス・ワイザーCEO(左)とオパールコーポレーションの星野和義社長


WGACAは、世界的な著名人やセレブから支持を集めており、米国でヴィンテージブームを起こした火付け役としても知られている。日本での買い付けは2011年から開始。同社が米国で販売する商品の70%強は日本から買い付けたものと、日本は重要な仕入れの場となっている。

今回のオークション開催の狙いも日本企業との関係を築き上げることにある。買いの強いWGACAが主催することにより、高値落札を期待した出品が多く集まりそうだ。

オパールコーポレーションは、YBA横浜ブランドオークションや共同運営でJAA(ジャパンアパレルオークション)を開催する等、市場運営のノウハウを持っており、昨年両社で業務提携を結び、共同出資で新会社を設立した。

両社ではオークション事業におけるグローバル展開を視野に入れている。既にWGACAは、今年9月にニューヨークにおいて某世界的大手オークション企業と共同で消費者向けバッグオークションの開催が決まっていると言う。



第440号(2018/05/25発行)3面

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