古着買取販売のベクトル、新品余剰在庫の買取事業を開始

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古着買取販売のベクトル、新品余剰在庫の買取事業を開始

2018年06月28日

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要約すると.ブルー.png

・古着のベクトルが新品余剰在庫買取りをスタート
・物流企業と提携し、倉庫の余剰在庫を買い取る
・3年後に50億円の売り上げを目指す


ベクトル
新品余剰在庫の買取り
アパレル物流大手と新会社

古着の買取販売事業を手掛けるベクトル(岡山県岡山市)とアパレル物流大手のジーエフ(東京都港区)が合弁会社「ジーエフドットブイ」を5月1日に設立した。
新会社では、ジーエフが物流倉庫で保管している顧客アパレル企業の余剰在庫を買い取る。
それをベクトルが提供する、リユースに特化した出品システムで一元管理し、各種ECサイトへ出品できるようにする。

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ジーエフドットブイでは3年後に売上50億円、経常利益5億円を目指す。

国内30拠点あるジーエフの物流倉庫内にベクトルのシステムを組み込んだ出品センターを順次併設すると言う。
6月時点で茨城守谷や愛知清須の倉庫などに導入しており、9月までに7拠点で展開する見込み。
ジーエフはアパレル系企業4000社と取引があると言う。

「余剰在庫も保管しているが、商品が動かないと出荷作業に備えて投入している人員コストにペイしない。リユースという形で余剰在庫を流通させることができると期待している」(ジーエフドットブイ・服部吉彦取締役)。

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▲ジーエフドットブイ 服部吉彦取締役

ベクトルは各種ECサイトや、全国86ヵ所にある実店舗の在庫を一元管理するマルチチャネル出品システム「ベクトルプレミアムシステム(VPS)」を保有。

すべてが一点物のリユース品に対応力がある。
ジーエフドットブイ内の出品センターでは、このVPSに加えて「ささげ」(撮影・採寸・原稿作成)機能を持たせることで買取から出品までワンストップで行えるようにする。 
合弁会社設立を機に、両社の連携も強まる。
ジーエフは今後ベクトルの物流を優先的に引き受けることで物流量の増加を見込む。

一方ベクトルは、物流にかけていた資源を買取・販売に集中できるようになる。
ベクトルは他にも商品を卸して出品システムを提供する「出品センター」のフランチャイズ事業を展開しており、21社とアライアンスがある。

「ジーエフに物流を任せることで出品センターフランチャイズの全国展開を加速していく。古着リユースのプラットフォーマーになっていきたい」(ベクトル・村川智博社長)。

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▲ベクトル 村川智博社長

【ベクトル】
アパレル専門のリユース店、ベクトルを全国で94店展開する。そのほかにもEC形態として、買取のフクロウと古着980円定額販売のフクカオも手掛けている。売上高は46億円、従業員数344名。捨てるもののない世界、「ゴミ箱のない世界」を目指すとしている。また、飲食店事業も行う。

【ジーエフ】
物流アウトソーシングサービスを提供している。倉庫業務・検品業務など流通過程を肩代わりする。そのほかに、コンサルティイングサービスも手掛ける。売上高は210億円。

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第442号(2018/06/25発行)1面

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