携帯市場 インショップで4店舗同時出店 iPhone修理のフレンドと提携

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携帯市場 インショップで4店舗同時出店 iPhone修理のフレンドと提携

2018年09月26日

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2C_1.JPG▲ALCo越谷店外観

インショップで4店舗同時出店
iPhone修理のフレンドと提携

携帯市場(東京都千代田区)が8日、中古のガラケー・iPhoneの買取販売店を4店舗同時出店した。フレンド(埼玉県草加市)の展開するiPhone修理店にインショップ型で展開する。売れ筋のガラケーとiPhoneを各20台以上揃える。商品と買取販売のノウハウを携帯市場が提供し、店頭での買取販売はフレンドのスタッフが対応する。


フレンドの各店舗にはキャリアショップの店長やスーパーバイザー経験者が在籍しており、商品知識などの「1から教育したら数年かかるコストが不要」(携帯市場・粟津浜一CEO)なことから提携した。一方、フレンドの石澤正夫代表は「来年の中古端末SIMロック解除のタイミングで追い風。中古端末売買のノウハウを吸収できればプラスオンでしかない」と話した。


不要な端末を6割以上が自宅保管しているというデータを引き合いに出し、「この適切な処分方法を知らない60%の層を開拓したい」と粟津CEOは話す。携帯市場はリサイクル店やクリーニング店など450の仕入れ代理店をもつ。フレンドの店舗はショピングセンター内に構え、地場に根付いた運営をしてきたため相性が良い。


携帯市場は今回の出店を皮切りに、年内計10店舗でインショップ型の出店を見込む。FCの展開を視野に入れ、検証を進めていく考えだ。

2C_2.JPG▲粟津CEO(左)と石澤代表

第448号(2018/09/25発行)2面

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