LOOP、ファッション業界と二次流通の懸け橋に

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LOOP、ファッション業界と二次流通の懸け橋に

2019年03月02日

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5-A②.png▲左からPR担当の鈴木藍子氏、増汐義信代表取締役、井上智喜取締役

中古品も扱うメンズECサイト
ファッション業界と二次流通の懸け橋に

プラットフォーム開発を行うLOOP(東京都渋谷区)は、1月11日、デザイナーズブランドに特化したメンズ
ファッションのECサイト「OR NOT」を開始した。新作もリユース品も取り扱い、海外からの注文にも対応。リユース企業が「連合体」としてグローバル進出する旗振り役を目指す。

出品するリユース企業は、3月中で約15社。商品数は2万点以上で、半年以内で10万点を超す見通しだ。出品者は月額費の他、売上の数%を運営側に支払う。表示言語は英語や中国語、韓国語など5つで、決済可能通貨は4種類。海外で決済する場合、送料と関税が含まれた値段が表示されるため、ユーザーは煩雑な計算の必要がない。

同社の強みは、メディアも運営すること。アーカイブ(過去に発表された商品)にまつわる記事や、プロスタイリストによる出品物のコーディネート等を掲載し、利用者がよりリユース品に触れられる機会を作る。
また、ユーザーのログインを促す施策として「EXP」を導入する。EXPとは経験値の意味で、購入やログ
インなどでEXPを積むことが出来る。EXPが高いユーザーは、優先的に限定商品の購入ができるなどの特典が付く。

また、EXPでブランド別閲覧数なども分かるため、出品者は人気商品の分析なども行える。「ファッション業界では、アーカイブの注目が高まっています。同サイトでファッション業界と二次流通業界の懸け橋になりたいですね」(増汐義信代表取締役)

5-A①.jpg▲ファッション関連の記事も掲載

第458号(2019/02/25発行)5面

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