《全国ダーツの旅☆沖縄県》ちはや書房、店を見守ってくれた本の神様

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《全国ダーツの旅☆沖縄県》ちはや書房、店を見守ってくれた本の神様

2016年06月25日

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リサイクル通信 全国ダーツの旅
~沖縄県 編~

ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー

通り挟んだベランダの窓から店を見守ってくれた本の神様

櫻井伸浩代表(右)と妻の寿枝さん(左)櫻井伸浩代表(右)と妻の寿枝さん(左)

ちはや書房(那覇市若狭)は東北から移住した櫻井伸浩代表と妻の寿枝さんが運営する古書店だ。水木しげると沖縄関係のコレクションに定評がある。

数年前、60代後半と思われる女性から「弟の遺品整理をしたい」と出張買取の依頼があった。場所は店のある若狭大通りをはさんだすぐ近所のマンションだ。訪れてみると、1人暮らしだったが3LDKの壁は、すべて本で埋め尽くされていた。ジャンルは多岐にわたり、部屋ごとに分類されていた。

櫻井代表が「大切な本を分けさせて頂きます」と心の中でつぶやきながら古本の査定を進めていくと、その中の1冊に書き込まれた価格の文字が自分のものだと気がついた。

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394号(2016/06/25発行)19面

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