富山県流通センター、倒産処分品を迅速売却 中古・新古品で年商13億円

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富山県流通センター、倒産処分品を迅速売却 中古・新古品で年商13億円

2019年10月03日

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6-C②.jpg1200坪を誇る自社倉庫

創業から46年目になる換金業大手の富山県流通センター(富山県富山市)は回転率の早さを徹底してきた。会社の倒産による処分品を買い取り、店舗で販売。同社は中古品だけでなく食品や日用グッズなどの新古品も扱う。年商は13億円だ。

「うちはなんでも扱う。作業服やプレス機、家具や電化製品、貴金属やランプ...、やってないもののほうが少ない。よくお客さんから『ここは何屋なの?』と驚かれる」(佐々木快天統括本部長)

同社はこれまで県内外の倒産した会社の商材を積極的に買い取ってきた。基本的に県内なら倒産した会社はすべて買取案件に該当し、大型のダンプカーやレッカー車なども買う。結果、直近の2、3年で倒産・廃業物件からの買取の依頼が約40件に上った。8月には2000坪あるアルミの加工工場のプレス機などの機械を買い取った。

6-C①.jpg店頭売価から思い切って値下げする

第472号(2019/09/25発行)7面

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