『女性活躍』未来の働き方、「おたからや」中野伊織さん

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「女性活躍未来の働き方」

『女性活躍』未来の働き方、「おたからや」中野伊織さん

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新しい発想を持った女性がリユースの世界でも活躍している。
そんな彼女たちの未来の働き方を紹介する新コーナー。
第1回目は若くしてブランド買取店のFC オーナーになった中野伊織さんだ。

未来の働き方

恋バナでリピーター獲得!?

元はブライダル用の着物店元はブライダル用の着物店だったという店舗。白壁で天井が高く、反対側には大きな鏡もあり、開放感がある。デスクに飾るお花は毎週生け替えている。また、アロマ加湿器もつけて、リラックスした雰囲気を演出している

「お客様との会話の9割は恋バナですね。私達の恋バナを聞いてもらって、お客様の時代はどうでした?と聞くと話が弾みます。婚活の話をあれやこれやして、お客様と仲良くなりすぎて『この前はアドバイス言いすぎちゃって、ごめんね』と、桜餅を持って再来店してくれるお客様もいるんですよ」。

そう話すのは、30歳という若さでおたからやのFCオーナーとなった中野伊織さん。自由が丘も近いこの店舗は富裕層の高齢者女性の来店が多い。「そうしたお客様が求めているのは高価買取ではありません。自分の気に入った人に、買取してもらいたいという思いが強い。だから、世界一人懐っこい店を目指しています」と話す。

おたからや奥沢4丁目店
FCオーナー 中野伊織さん

中野伊織 さん

クラブハウスでコネクション作りも

音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」をよく利用するという中野さん。毛皮を買い取ることが多いことから、リユースがテーマのROOMで「毛皮を高値で引き取ってくれるところはありますか」と質問。「ロシアに輸出していた業者がいた」「ワシントン条約により取引が制限されるものもある」など様々な情報を得ることができた。「業界に詳しい人に直に繋がれ、話をすることができるので、とても便利ですね」と話す。ハンドルネームは「お芋ぷりんちゃん」

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第508号(2021/3/25発行)17面

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