ケア・パレット、不要品の宅配保管とリユース

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ケア・パレット、不要品の宅配保管とリユース

2022年10月24日

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病院や介護施設の利用者向けにパジャマレンタルなどを行うケア・パレット(福島県会津若松市)は10月、不要品の宅配保管とリユースができるサブスク型サービス「Re;Birth(リバース)」を始めた。

サブスク型で提供

ケア・パレット リターンBOXのサイ ズは31cm×60cm×40cmリターンBOXのサイ ズは31cm×60cm×40cm

保管したいものは「リターンBOX」に入れて送り、同社の提携業者の倉庫で管理される。不要品を入れて送る「リユースBOX」はリターンBOXの付帯サービスで、リターンBOXの契約数と同じ個数が提供される。送ったアイテムは「トレード広場」に出品される。トレード広場は、掲載商品をポイントと交換できるプラットフォームだ。ポイントは、契約しているBOX1つにつき1ポイントが毎月付与。商品との交換に必要なポイントはスタッフが現物を確認し、1ポイントまたは10ポイントに設定されている。

リターンBOXは1箱あたり月額980円(税込)で、預入手数料無料。中身を取り出して手元に戻す際は利用者負担となる。

オプションで、保管中のアイテムを撮影しマイページで確認できるサービスや、衣料品をハンガーにかけて保管するサービスも用意されている。

「自宅の片付けにありがちな、スペース不足や捨てる勇気がないなどの悩みを解決できたら」とサービス担当の木須健介氏は話す。新たなビジネスの柱にすべく、まずは同社が位置する福島を中心にサービスの認知をはかる。その後、徐々に拡大していく方針だ。

第546号(2022/10/25発行)3面

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