【リユース店 モデル分析 Vol.10】ベクトル、地域に根づいたリユース店

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【リユース店 モデル分析 Vol.10】ベクトル、地域に根づいたリユース店

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ベクトル(岡山県岡山市)は東京都内に5店舗を展開しており、その中でも世田谷上野毛店は同社の出店コンセプト「地域に根ざす」を体現した店舗として、7年間運営を続けている。

(1)平均月商:約500万円
(2)平均月間客数:非公表
(3)中心客単価:1.5万~2万円
(4)中心商品単価:約6000円
(5)粗利率:非公表
(6)売場坪数:約20坪
(7)商品点数:500点前後
(8)在庫回転日数:最大90日

ベクトル 世田谷上野毛店

0円古着コーナーで集客

ベクトル 目を引く店頭看板。向かいのスーパーから新書や人文書の売れ行きがよい 出てきたお客に存在感をアピールする目を引く店頭看板。向かいのスーパーから新書や人文書の売れ行きがよい 出てきたお客に存在感をアピールする

同店は世田谷区の上野毛駅近くに立地する。向かいには関東の大手スーパー「オオゼキ」がある。「スーパーなど地域に根ざした場所に出店することで、出勤途中や自転車での移動時に気軽にご来店いただけると考えています。ブランドバッグを電車に乗って持っていくのは大変ですから」と話すのは直営店舗事業部の佐々木肇統括本部長だ。

こうした気遣いが受け、50代女性を中心にリピーターを獲得。高島屋の立地する「二子玉川」が近いことから、イッセイミヤケ、ラルフローレンなど、デパート系のブランド品・古着が集まりやすいという。

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第559号(2023/05/10発行)10面

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