ゲオHD、今期海外売上100億円超え

検索

ゲオHD、今期海外売上100億円超え

2023年11月27日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ゲオホールディングス(愛知県名古屋市)の2024年3月期に海外売上高が100億円を超えそうだ。同社が11月10日に発表した決算説明資料において、海外売上高推移を初めて公開。前期の海外売上高が71.6億円だったことが分かった。ゲオでは、2018年からリユース業態の「セカンドストリート( 以下: セカスト)」を米国とマレーシアで展開。2020年に台湾での展開も開始した。海外売上の内、約6割は米国が占める。マレーシアでは、現地での買取りは行っておらず、衣料服飾の滞留品等を日本から送って販売。その他は現地で買取販売を行うのを基本モデルとし、一部日本からリユース品を送ることで品揃えに独自性を持たせている。

ゲオHD 2020年からは台湾にも進出していたセカンドストリート2020年からは台湾にも進出していたセカンドストリート

米国中心に31店の出店を計画

セカストの海外店舗は前期末時点で米国に23店、台湾に18店、マレーシアに11店の合計52店を展開。今期は米国を中心に31店舗を出店する計画。予定通りの出店に加え、為替が大きく円高に振れなければ、本紙の推計では海外売上高は100億円を超える見通しだ。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第572号(2023/11/25発行)3面

Page top
閉じる