ノーベンバーレイン、お酒に自慢のカレー!バンド演奏も

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「発見!!ユニークなリ店」

ノーベンバーレイン、お酒に自慢のカレー!バンド演奏も

2017年06月06日

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呑める中古楽器店

出張買取・遺品整理等を行うEEE(神奈川県横浜市)が運営する中古楽器店「NOVEMBER RAIN(ノーベンバーレイン)」は、〝呑める店〟というユニークなリユース店だ。ライブも定期的に開催しており、連日お客で賑わう。

ライブで盛り上がる店内ライブで盛り上がる店内。様々なプレーヤーを呼び、時にはプロの演奏が聴けることも

ノーベンバーレインの売り場にはバーカウンターを併設。ギター・ベース等を販売しながら、夕方にはバータイムになる。音楽好きが飲食しながらギターの話に花を咲かせ、月2回ほどはライブ演奏も楽しめる。そんな中で並ぶギターを色々試しに弾き、気に入った楽器を購入するお客も珍しくない。

「お酒が入ると、ついつい楽器を買っちゃうという方もいらっしゃいます。ライブの日には食事・飲み物の注文もかなり入り、客単価も上がるんです」(二宮明社長)

同店を代表する食事メニューは、カレーとタコス。特にカレーは鶏ガラや豚骨を煮込んだダシをブレンドした、自慢の一品だ。

飲食と物販で相乗効果を上手く上げており、期待以上の売上があると言う。

音楽とお酒で、お客同士の会話も弾む音楽とお酒で、お客同士の会話も弾む

お客とコミュニケーションとれる店

同店はバー併設ならではの強みがある。それはお客と腹を割った会話を重ねた上で、販売・買取り・修理等を行えることだ。二宮社長自身が日々、バーでお客と接しているため、「こんな楽器を探している」等のヒアリングが容易にできる。それに合う在庫を紹介したり、無い場合は古物市場で探すこともできる。

また同社は総合リユースとして買取りも展開しているため、楽器以外の買取・片付け相談も得やすい。「お客さんの身内の方が亡くなられた際には、遺品整理も受けさせていただきました」(二宮社長)。楽器+バー業態が、出張買取・遺品整理にも良い効果を与えている。

中古楽器とバーカウンター中古楽器とバーカウンター

【店舗データ】
店 名:NOVEMBER RAIN
フロア:9坪
中心客層:40〜50代男性
中心価格(ギター・ベース等):1万〜3万円と10万円前後
販売本数:月約40本
バー客単価:2000〜3000円

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416号(2017/05/25発行)13面

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