〈北海道元気店〉小型店活用の〝とみや〟

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〈北海道元気店〉小型店活用の〝とみや〟

2017年09月07日

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取材で訪れた北海道には、地域で長く商売する質店や出張買取で活躍する業者が多くいた。そこで記者が話を聞いた元気な店・業者を5社紹介する。

7坪の小型小売店、高く売れる販路に

1958年創業の質店「とみや質舗」(札幌市)は、質流れ品の販路に小型小売店を活用している。

とみや質舗 笹原薫代表とみや質舗 笹原薫代表

小売店は「ブランドオフとみや」の屋号で、売り場面積7坪で展開。「経費をかけず小売を行うのにちょうど良いサイズ」(笹原薫代表)と話す。

同店は地下鉄出入口近くの飲食店街の中、バスターミナルの2階という立地。待合時にチラッと覗いていく年配のお客も多い。北海道大学や北海道武蔵野女子短期大学などの学生もおり、「老若男女を集客できる」(笹原代表)。

質事業のとみや質舗には1日7〜8人の利用があり、ここでは質預かりが中心だと言う。そこで質流れした商品をブランドオフとみやで販売している。

とみや質舗は古物市場も販路として活用しているが、高く売れる販路を持つため、約15年前から小売店を始めた。

とみや質舗の直営小売店「ブランドオフとみや」とみや質舗の直営小売店「ブランドオフとみや」

422号(2017/08/25発行)16面

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