〈脱買取競争〉中古海外買い付けへ イノセント

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「脱買取競争」

〈脱買取競争〉中古海外買い付けへ イノセント

2018年01月11日

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リユース店にとって、商品調達は大きな課題だ。
新たな買取りサービスも続々登場し、国内でのモノ取り合戦は激化している。しかし、「買取り」ではないチャネルで成功しているショップもある。
これから紹介するのは、海外に直接買い付けに出向いているショップだ。ヨーロッパで独自のコンセプトに則った仕入れを行っている。成功しているノウハウを紹介する。

2週間のイギリス買付け
創業7年で年商9億円を達成

イノセント

イノセント(東京都新宿区)は、年に2〜3回、主にイギリスで買い付けを行っている。

扱う商品はヴィンテージのトランクや自転車、雑貨類など。買い付けた後、日本でメンテナンスを行い、使用できる状態にしてから販売する。

7年前に同社を立ち上げてから、サイトでの販売を中心に行ってきたが、9月に実店舗「イノセントアンティークス」を杉並区にてスタート。路面店を設けることで、より多くの人に商品の魅力に触れる機会を提供する。

「自分が気に入った物を買い付けている。共感してくれる人に購入してもらえれば」(飯塚徹代表)。

トランクや自転車など、センスやメンテナンスの知識が問われるものを敢えて扱うことで、他社との差別化に成功。別に行っている家具のOEM事業も含め、今期は9億円の売り上げを達成している。

Q1回でどれくらい仕入れる?

20フィートのコンテナを使用。容量限界まで詰め込むため、自転車は30台以上、トランクは100〜200個以上を仕入れている。他にもラジオや古着、時計など、現地で良いと思ったものは何でも仕入れると言う。

Q予算と期間は?

期間は2週間ほど。イギリスを中心にトラックを借りて回る。トラックが一杯になったらコンテナに戻り、積み直しては再出発という要領だ。予算は200万円程で、内170万〜180万円を仕入れに当てる。

Qトランクと自転車の魅力?

共にイギリス特有のデザインが魅力的。トランクは丈夫で実用性も高い。自転車は主にシティサイクルを扱う。価格のボリュームゾーンは、トランクは1万〜8万円、自転車は2万〜10万円。求めやすい価格であることもポイントだ。

トランクが大量に英国の自転車が並ぶトランクが大量に(写真上)英国の自転車が並ぶ(同下)

イノセント 飯塚徹代表イノセント 飯塚 徹代表

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431号(2018/1/10発行)7面

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