ITオークション、中古バイク成約相場【10月速報】

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ITオークション、中古バイク成約相場【10月速報】

2019年12月03日

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情報流通支援サービスのオークネットが運営する、全国約4,500店のバイク販売店が参加するITオークションで、成約した車両を排気量別に分けて集計

〈50cc~125ccクラス 人気車の相場は安定〉
相場を引っ張るPCX(ホンダ)をはじめとするスクータークラスは、人気車相場こそ安定していますが、その枠からはずれた旧型車の相場は徐々に下がり続けています。店頭でも、旧型モデルの動きは非常に弱くなっているのが実情です。50㏄スクーターは需要が下がり続けています。

〈250ccクラス 次年度モデルのうわさも影響か〉
250cc

徐々に次世代モデルの情報が出てくるだけに、相場も敏感になる傾向が有りそうです。とはいっても、各銘柄のトップロードスポーツモデルは安定感が強く、特に、低走行車は応札が強いことが特徴です。CBR250RR(ホンダ)は走行1万km以内だと50万円前後からです。2万kmを超えると30万円前後以下になります。

〈400ccクラス DS400人気相変わらず〉
400cc

DS400(ヤマハ)の成約台数が圧倒的に多いです。価格もひとケタ台から20万円台くらいまでが大半を占め、買いやすい・売りやすいという面が消費者を含めて認められているためと考えられます。これから冬場は、出品台数も減少するとみられますが、在庫確保のチャンス時期でもあります。

〈401cc~ ここにも旧車ブームの影が〉
401cc

1リッタークラスの玉数は増加傾向にあり、低年式車も増えています。4万㎞を超えるようだとなかなか難しい状況があります。しかし、最近は旧型車を好んで乗る消費者も増えてきており、この辺にも旧車ブームの範囲が広がっていることを示す一端になっています。今後にも期待したいところです。

同ランキングは毎週木曜に開催される中古バイクオークション「アイ・モト・オーク」で10月中に成約されたバイクが対象

第476号(2019/11/25発行)9面

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