携帯新料金プランスタート、中古スマホに大きな追い風

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携帯新料金プランスタート、中古スマホに大きな追い風

2021年04月17日

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第94回 ahamo、povo、LINEMOの中古スマホ業界への影響

昨年9月17日、武田良太総務大臣の就任後、急転直下で動き出したケータイ業界の値下げ。12月3日にNTTドコモがオンライン専用新プラン「ahamo」を発表後、他キャリアやMVNOも追随しました。第94回は、ahamo、povo、LINEMOの新料金プランの中古スマホ業界への影響について寄稿します。

携帯新料金プランスタート
中古スマホに大きな追い風

以下に3つの新プランの主要な項目をまとめてみました。
キャリアNTTドコモKDDIソフトバンク
サービス名 ahamo povo LINEMO
提供開始日 3月26日 3月23日 3月17日
月額料金(税込) 2,970円 2,728円 2,728円
音声通話 5分定額 なし
月額550円で5分定額
なし
月額550円で5分定額
データ通信料 20GB 20GB 20GB
申込場所 オンラインのみ オンラインのみ オンラインのみ
端末販売 あり
iPhone11
49,390円~
Xperia1 II SO-51A
71,500円~
Galaxy S20 5 G SC-51A
62,700円~
なし なし

上記の表を見ると、携帯業界あるあるですが「経済行動学のナッシュ均衡」で、今回もほぼ横並びプランになりました。ただ、音声通話の5分定額を入れるとahamoが一番安くなっています。

対象端末は各サービスのWEBに記載されていますが機種によっては一部機能制限等もあるので、気を付けてください。また対象機種は、iPhoneでは6以降、Androidは中古で比較的流通している機種の多くが対象になっています。

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第509号(2021/4/10発行)10面

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