リユースの浸透まだ道半ば、新品へのこだわり依然根強く

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リユースの浸透まだ道半ば、新品へのこだわり依然根強く

2023年01月19日

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リユース市場が活況だ。物価が上昇する中で、割安な中古品が注目を集めており、リユース企業の業績も好調だ。ただ、新品の購入を重視する層が多数派で、リユースの浸透はまだ道半ばといった状態だ。リユース市場の伸びしろがどこにあるのか考察した。

リユース品購入者はまだ3割という現実

円グラフ 商品やサービスを購入する際に重視していること

消費者庁が行った令和3年消費者意識基本調査によると、商品やサービスを購入する際に重視していることにおいて、「新品であること(中古品でない)」を「重視している」との回答が56.9%となった。一方、「重視していない」は、17.2%に留まっている。

また、「価格の安さ」については、85.1%が重視すると回答しているにも関わらず、割安感のある中古品は消費者のファーストチョイスになりえていないのが現状だ。

環境省による令和3年度リユース市場規模調査報告書においても、過去1年間における中古品・リユース品の購入経験を消費者に聞いたところ、70.3%が「過去1年では利用したことはない」と回答している。消費者庁の調査と合わせて考えると、リユース品を選択しているのは消費者の3割程度に過ぎないということになりそうだ。日本の人口約1億2500万人の内、子供を除いて考えると、リユース品の購入者人口は3000万人強ということになる。

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第551号(2023/01/10発行)28面

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