人気再燃「カセットテープ」 実はリユース難しい3つの理由

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人気再燃「カセットテープ」 実はリユース難しい3つの理由

2024年05月09日

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商品TREND メディア編

「カセットテープ」の人気が再燃している。中古市場でもカセットテープの取引数は10年で4倍に増えた。今後、高齢者の生前・遺品整理などで、さらなるカセットテープの放出が見込まれる。しかし、レコード等に比べてリユースが難しいようだ。

カセットのリバイバル
ヤフオクでは人気4倍

商品TREND 「カセットテープ」取引数と平均落札額

近年、山下達郎やテイラー・スウィフト等がカセットテープで曲をリリースしており、カセットテープのリバイバルに拍車をかけている。

カセットプレイヤーは現在でも新品が存在し、ブルートゥース接続した音源をカセットテープへ録音する機能を備えた、令和最新版ラジカセもある。

こうしたカセットのリバイバルは数年前から続いており、中古市場における取引数も年々増加している。ヤフーオークション上の取引数と平均落札額を「オークファン」で調査したところ、2014年に2.6万件だった「カセットテープ」の取引数は2023年に9.7万件と約4倍に増加。平均落札額も2318円から3683円に上昇している。

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第583号(2024/05/10発行)13面

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