繁盛店の店づくり【vol.277】エーツー、駿河屋本店　静岡市の新名所に

エーツー（静岡県静岡市）は、静岡の新たな観光スポットを作るべく、静岡市内に「駿河屋本店」を10月6日にオープンした。旧静岡マルイだった店舗の広さは1350坪。店頭在庫約60万点という超巨大店舗を取材した。

駿河屋本店

月の売上1.5億円超え

1階のフィギュア売り場の一角。ここだけですでに商品数の多さに圧倒される

プラモデル売り場には、タミヤ、ハセガワ、アオシマなどの地元メーカーの商品の他、ガンプラやミリタリーものも数多く並ぶ

プラモデルの出荷量日本一を誇る「ホビーのまち・静岡」。その魅力を発信する新たなランドマークとして誕生したのが「駿河屋本店」だ。2023年3月、エーツーは静岡マルイ（2021年3月閉店）が入っていたビルを取得。駿河屋ビルと名称を変え、1～4階を店舗に、5～9階に本社機能を集約する。

10月6日にオープンしたのは1～3階で、アニメグッズ（雑貨・文房具など）約40万点、フィギュア約5万6000点、ゲーム約5万点、プラモデル（塗料、工具含）約5万点、おもちゃ（特撮ものなど）約1万点、ミニカー約2万点など、店頭在庫は約60万点にのぼる。

第571号(2023/11/10発行)10面