前回の記事で、レディース古着は「ブランド縛り」のまとめ売りで販売効率を上げて、粗利を改善しようと紹介した。では、「ブランドで勝負できない在庫は、どう扱えばいいのか?」
古着店の現場では、そんな問いに直面する機会が増えている。とくにバッグ類はブランド力が弱いと回転が鈍く、粗利率を圧迫しやすい。
素材の印象でまとめ売り
ブランド力が無くても売れる

「レザーバッグ・黒」等
属性検索が増加
そこで筆者の店舗では、「素材」に着目したまとめ売りを導入している。オーストリッチやナイロン、カイマンレザーなど、"素材の印象や用途"に焦点を当てて再構成する手法だ。
第621号(2025/12/10発行)17面


