オークネット yep株式の50%譲受契約を締結
2025年12月13日
中古車、中古デジタル機器、ブランド品のオンラインオークションサービスなどを提供するオークネット(東京都港区)は、yep(東京都文京区)の全株式のうち、50.89%を譲受する株式譲受契約を締結。オークネットグループにyepの参画が決定した。
ベトナム人材定着にも寄与か

これまでオークネットでは、プロダクトの内製化、新規構築・改修等を推進していたが、この戦略を加速させる上で、安定的な開発人材の確保が喫緊の課題となっていた。今回の株式譲受により、以前から協業してきたyepをグループに迎え入れることで、開発体制の強化と各種サービスの利便性向上を見込む。
また背景の一つとして、yepの子会社であるyetが、ベトナムのオフショア開発拠点であることも挙げた。ベトナム人エンジニアの採用強化や、在籍するベトナム人材の定着にも大きく寄与するとして、既存事業の拡大など、高い相乗効果を期待している。
譲受後も工藤雅樹氏は代表取締役として、渡邉歩氏は取締役として引き続き経営にあたる。サービス提供体制や既存の取引条件、契約内容なども従来の体制で事業継続する方針だ。
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