覚えておきたいECOワード

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覚えておきたいECOワード

2017年02月20日

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▶Reduce/リデュース

ごみの発生抑制。具体的には、買い物の際は、ばら売りや量り売り、詰め替え製品を選んで購入し、包装物を家に持ち込まない、マイバッグを持参しレジ袋を断る。また、ものは使い捨て商品ではなく、こわれても修理しやすいものを買って大事に使う。調理の際は食材を丸ごとむだなく使い、献立は食べられる分だけを作ってごみを出さないなど、本当に必要なものだけを購入する、シンプルなライフスタイルが求められる。

▶Reuse/リユース

一度使用し、不要になったものをもう一度使うこと。具体的には、不用になった服をリサイクルショップやフリーマーケットなどに出し、必要な人に売ったり、譲ったりして再び使う。ビール瓶や一升瓶、牛乳瓶などの「リターナブル(回収できる)容器」の飲料を選び、生産者や販売者が回収、洗浄してから再び使う場合などがある。なお、リターナブルに対し、使いきり容器を「ワンウェイ容器」という。

▶Recycle/リサイクル

使い終わったものを原料(資源)として再利用すること。「再資源化」「再生利用」などともいう。具体的には、使用済み製品や生産工程から出るごみなどを回収して処理し、新製品の原料として再資源化する「マテリアルリサイクル(原料リサイクル)」、ごみを燃やした際に出る熱をエネルギーとして利用する「サーマルリサイクル(熱回収)」、使用済み製品から使える部品を取り出し、新製品に組み込む「部品のリユース(再使用)」などがある。

▶3R(スリーアール)

「R」からはじまるリデュース・リユース・リサイクルのこと。循環型社会形成推進基本法では、1.リデュース、2.リユース、3.マテリアルリサイクル、4.サーマルリサイクル、最後は適正処分、の順で促進している。3Rを進めるキャンペーンマークでは、 左から人間(オレンジ)、大地(グリーン)、空(ブルー)を示す3色の英語の「R」のモチーフが、「人と大地と空のために踏み出す一歩」を進める様子を表現している。

スリーアール

409号(2017/02/10発行)8面

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