環境省、リユース市場に数値目標
2026年02月10日
環境省が、2030年までのリユース市場規模の目標案として、4兆6000億円という数値を打ち出した。2024年比で約3割増となる。自動車を含んだ数字だが、拡大のメインはそれ以外の商材を想定している。使用済製品のリユース促進に向けたロードマップ策定を進める「令和7年度使用済製品のリユースの促進に係る検討会」で明らかにした。
30年までに3割増の4.6兆円
リユース実施国民の半数へ

市場規模の指標は、過去1年間に一般消費者が購入した中古・リユース品の総額を用いる方針だ。同省は2024年の市場規模を3兆5000億円と推計しており、その内自動車が1兆9213億円、それ以外の中古品が1兆5772億円という内訳け。2030年までに全体で32%増を目指す。自動車以外の商材は2020年比で1.6倍に拡大する想定だ。
消費者のリユース実施率も現状の40.8%から、国民の半数にあたる50%まで引き上げる方針を掲げた。リユース実施率とは、過去1年の間に、リユース品を購入、あるいは売却・引き渡しのいずれかを行ったことがある消費者の割合を指す。また、リユース事業者と連携した取り組みを行う自治体数を、現在の300から600に倍増させるとした。
第625号(2026/02/10発行)1面


