ハードオフ、ハワイ店10日間で売上520万円

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ハードオフ、ハワイ店10日間で売上520万円

2017年06月14日

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好調な滑り出し

ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)が5月12日にグランドオープンしたハワイの直営1号店が、好調な滑り出しを見せている。

ハワイの直営店「エコタウンイヴィレイストア」のオープン時の店内ハワイの直営店「エコタウンイヴィレイストア」のオープン時の店内

店舗の名称は「エコタウン イヴィレイストア」。大型ショッピングモールのコストコと同じ敷地に、約100坪の店舗で展開。初日は「想定の2倍以上」(山本善政社長)を売り上げ、オープン後10日間の売上は約520万円。月商換算では約1500万円になり、同社の国内標準店の2倍ほどの実績になる見込みと話す。

また買取金額は初日で約41万円。その後も1日平均20万円以上の買取りがあり、商品調達も順調だ。米国・ハワイは可処分所得が高めのエリアで良質な商品を持つお客が多い。そのため、それを買い取って他のお客へ販売する「自給自足のビジネスモデル」(山本社長)を成立させられると話す。

一方で現地にはドネーション(寄付)やガレージセール(個人が個人に対して不用品を売ること)は多いが、お店に物品を持ち込んで現金化できる機会は少ないと言う。「我々が出店することで、不用品の現金化を気軽に行えるようになります。今後伸びる可能性を確信しています」(山本社長)。

同社はまずハワイで2〜3店の出店を目指し、できるだけ早く西海岸への上陸を目指すと言う。将来的に米国で100〜300店を展開するための基盤を作る考えだ。

ハードオフコーポレーション 山本善政社長ハードオフコーポレーション 山本善政社長

417号(2017/06/10発行)3面

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