
デジタル家電のリユース市場で、スマートフォンの存在感が増している。ソフマップの中阿地信介社長は、「スマホはずっと売り上げが上がり続けている」と話す。背景にあるのは、新品価格の上昇と、毎年繰り返される買い替え需要だ。消費者意識にも変化が見える。使い終えたスマホやパソコンが「売却できる資産」として認識され始めていると指摘する。新品が売れ続ける限り、手元に残る端末も増えていく。中阿地社長に、2026年の成長戦略を聞いた。
ソフマップ
スマホやPCは自身の資産と認識
置いておかず売却するように
代表取締役社長
中阿地 信介氏
新品の価格高騰で
リユースに関心集まる
──パソコンのリユース市場をどう見ますか。
中阿地 まず、2025年10月のWindows 10サポート終了により、一定の買い替え需要が見込まれます。法人需要を含め、パソコンのリユース市場はまだ成長すると言っていいでしょう。
次に挙げられるのが、メモリ価格の高騰です。AI向けサーバーへの供給集中で、25年11月頃からは価格が約2倍になりました。今後もAI関連のサーバー需要は拡大が見込まれており、コンシューマー向けへの供給は相対的に手薄になる可能性があります。価格の高止まり、あるいはさらなる上昇は避けられないと言っていい。新品パソコンの価格上昇を受け、消費者の関心が中古パソコンへ向かう可能性は一段と高まっています。
第623号(2026/01/10発行)4面


