【意識調査】ラクマのシニアユーザーが激増

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【意識調査】ラクマのシニアユーザーが激増

2019年04月22日

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楽天(東京都世田谷区)が運営する「ラクマ」では、60代以上のシニアユーザーが急増している。昨年12月の調査によると、60代の新規登録者数が3年で約30倍、70代が50倍に伸びたという。そこで同社では2月、シニアユーザー465名に改めて意識調査を行った。

ラクマのシニアユーザーが激増
「スマホ普及」と「購入の楽しみ」が背景に

まず「ラクマ」を使用し始めたきっかけを聞くと、1位は「スマートフォンを持ち始めたから(19%)」が、
「テレビCM(18%)」、「ソーシャルメディア(14%)」をおさえて1位となった。またその目的については、「安く商品を購入するため(56%)」が1位だった。「ラクマを使っていて楽しさを感じること」という質問にも「欲しい商品を見つけ購入すること(62%)」が1位で、出品よりも購入への強いニーズがわかる。

トップ3圏外では「出品した商品にいいね!がつく(16%)」「取引メッセージのやり取り (12%)」「出品作業(10%)」などの声もあった。また「わからないことはどのように解決したか」との問いには「公式利用ガイドを見て(50%)」「ネットで調べた(25%)」「困ったことはない(20%)」などフリマアプリをう まく使いこなす姿がうかがえた。

なかには「一度使い始めてしまうと予想以上に簡単 で、早く始めていればよかったと思う(60代女性)」といったコメントもあった。アクセスする頻度は「1日に2~4回程度(39%)」が最も多い。10~20代のユーザーでも同じ回答が38%と1位で、シニアユーザーが若年層と同じ頻度でラクマを利用していることがわかった。

第461号(2019/04/10発行)14面

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