Catawiki、欧州オークションサイトが日本の中古ブランドに熱視線

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Catawiki、欧州オークションサイトが日本の中古ブランドに熱視線

2024年04月13日

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オランダに本社を置き、グローバルでオンラインオークション事業を展開する「Catawiki(カタウィキ)」が日本からのブランド品等の出品を強化している。時計・ブランド・ジュエリー等を扱うラグジュアリー部門において、日本から出品された商品の成長率が前年比136%と好調なためだ。円安ユーロ高と為替環境もあるが、日本のリユース品には世界中から注目が集まっていると言う。

「EUに無いものが日本に」

時計部門のトップに訊く

Catawiki カタウィキのサービスサイト。オークション商品は7日~10日で入れ替わるカタウィキのサービスサイト。オークション商品は7日~10日で入れ替わる

カタウィキは2008年にオランダで始まったオークションサイト。17の言語に対応し、現在60ヵ国に展開。月間ユニーク訪問者は1000万以上を数える。コレクター、アート、ラグジュアリー、インテリア等のディビジョン(部門)において計16のカテゴリで取引が行われる。

オークション期間は7~10日。全てのカテゴリ通算で毎週7万5000点以上が出品され、100万件以上の入札がある。昨年は約30億点の落札があった。3月、ラグジュアリー部門のキーマンらが来日。日本での取り組みや反響を訊いた。

──カタウィキ事業の立ち位置とは。

ギス 販売数量の多い一般的なオンラインモール、クオリティの高い伝統的なオークションハウス、その間に我々がいるというイメージです。社内には約250人のエキスパート(専門家)が所属しています。専門家らが出品物を鑑定することで、オークションハウスのような高品質な商品を数多く揃えています。

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第581号(2024/04/10発行)28面

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