リモート型業務代行サービスのキャスターが、EC業務効率化支援の「グラムス」を買収した理由

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リモート型業務代行サービスのキャスターが、EC業務効率化支援の「グラムス」を買収した理由

2024年05月24日

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リモート型の業務代行サービスを展開するキャスター(宮崎県西都市)が、主にリユース事業者やEC企業向け業務効率化支援サービスなどを提供するグラムス(大阪府堺市)の株式を取得し、完全子会社化すると発表した。6月1日に株式の取得を行う。異業種企業の買収に至った背景を、中川祥太社長に聞いた。

キャスター 中川祥太社長キャスター
中川祥太 社長

──買収の背景はどういったものだったのでしょう。

中川 きっかけは知人の紹介で知り合ったのですが、グラムスのサービスについて伺う中で、互いに未開拓の市場があることを感じていました。同社はEC企業向けに「ゼンフォトマティック」などの業務効率化ツールを提供するほか、リユース企業向けにシステム開発を行っています。当社もリモートによる業務支援を行っており、EC領域等近い領域も担っています。こうした点にシナジーを感じていましたし、手を携えることで、互いの課題解決が期待できると考えました。

──具体的には、グラムスのどういった点を評価しましたか。

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第584号(2024/05/25発行)17面

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