多くのリユース事業者がSNSで発信している現状を眺めていたら、なんだか僕もちゃんと運用したほうがいい気がしてきました。そこでブログ型プラットフォーム「note」に記事を少しずつ投稿しはじめました。
noteで記事投稿 一部有料販売も
同業者向けに執筆
先行投稿者の内容を参考にしつつ記事を作成
Xやスレッズのタイムラインには、古着業界のプレイヤーたちの投稿がけっこうな頻度で登場してきます。そしてその投稿にいいねをしたアカウントをたどっていくと、同じく古着屋さんやせどらーさんなどが多く、「現場のリアルな声って同業から必要とされているのかも?」と思いました。僕自身、地方で小規模古着屋を営んで3年目となるので、これから古着屋を始める予定の人に対して、失敗事例も含めて多少は伝えられることがある気がしました。とりあえずやってみよう、ということで、先行してnoteに投稿している古着屋オーナーさんの記事を参考にしつつ、自分でもnoteに投稿することに。
その頃、古着業界で非常に話題になっていたのがドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」の古着屋特集でした。下北沢を舞台に苦悩する若手の古着屋経営者が複数組登場する回で、とにかくSNSでこすられまくっていました。放送の数日後、多くの古着屋オーナーさんが独自の見解からnoteに感想を投稿しており、それに追随する形で僕も思ったことを書きました。3本に分けて書いてみたら、どれにも「スキ」の評価が5〜6件付き、閲覧回数もそれぞれ550~700PVほどあって、意外な反響の多さにちょっとびっくり。同業さんからのコメントも頂きました。僕はこれまでイベント開催&出店の機会、Xのフォロワーさんくらいしか同業の付き合いがなかったので、こうした新しいプラットフォーム上での接点は不思議でした。
第607号(2025/05/10発行)20面