ヤフオク、スニダン鑑定を導入
2025年12月10日
LINEヤフー(東京都千代田区)は11月19日、同社が運営する「ヤフーオークション(ヤフオク)」において、アパレル特化型フリマアプリ「スニーカーダンク」と連携し真贋鑑定サービスを開始した。知的財産侵害物品の輸入差止件数が過去最多となるなか、CtoC市場の安全性確保に向けた対策を一段と強化する。
高級品が対象、当面無料
LINEヤフー執行役員の林啓太氏(左)とSODAの内山雄太CEO(右)
「鑑定付き」表示の商品が対象。出品者が発送した時点でスニダン側に送られ、商品説明との一致と真贋を確認したうえで落札者に配送される仕組み。出品者は鑑定後の発送時点で売上金を受け取れる。鑑定料および鑑定所から落札者への送料は当面のあいだLINEヤフーが負担するが、今後の取引量や運用コストにより有料化も視野に入れる。
対象は、入札開始価格5万円以上のファッション、アクセサリー・時計、2万円以上のトレーディングカードなど計257ブランド。偽造品被害の多い高額カテゴリを広く網羅する。
ヤフオクでは従来からAI監視や本人確認、権利者との連携強化などの対策を講じてきた。第三者鑑定を導入して取引の安全性をさらに高める。連携するスニダンは年間数百万点を扱う専門事業者で、プロ鑑定士の目視に加え、正規品データベースや赤外線カメラなどを用いた鑑定精度は99.97%に達するという。
第621号(2025/12/10発行)5面


