クラウド型防犯カメラを外販、オフィスバスターズが開発

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クラウド型防犯カメラを外販、オフィスバスターズが開発

2017年02月21日

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中古オフィス家具を中心に扱うオフィスバスターズ(東京都千代田区)が、クラウド型防犯カメラの外販を始めた。スマホやPCから、いつでもどこでも記録を見ることができる。一般的な防犯対策に加え、架空買取など社内不正の防止にも活用できそうだ。

スマホからいつでも全拠点を閲覧可

同社が提供するクラウド型防犯カメラの名称は「ミハリオ」。カメラ捕捉範囲内に動きがあった際に作動(動体検知)し、1秒あたり1枚の静止画像を保存。その画像がクラウド上のシステムに転送される。スマホやPCからログインすれば、いつでもどこでも画像を確認できる仕組みだ。従来のIPカメラ(有線や無線LANの機能をもつもの)等とは異なり、ソフトウェアのインストールが不要のため、誰でもすぐに利用しやすい。

人の動きや、明るさに変化などがあると、防犯カメラが作動する人の動きや、明るさに変化などがあると、防犯カメラが作動する

複数のカメラで撮影した画像も、全て同じ管理画面から確認可能だ。例えば10店舗にカメラを導入していても、事務所にいる際にまとめてスマホから見るという使い方ができる。

ミハリオは、1月中旬時点で約10社が導入している。事務所・店舗の入退室管理、レジ・金庫監視、倉庫の在庫監視などが主な用途だ。

写真枚数グラフから不正の時間帯を特定

実際の活用の仕方の例を紹介する。ミハリオでは時間帯別の画像枚数グラフを見ることが出来るが、枚数が通常時に比べ多い時などは、注意すべき部分だ。ミハリオは人が出入りする、周囲の明るさが変わるなどすると作動して撮影を行うため、「画像が多い時は、そこで誰かが怪しい動きをした等の目安になります」(髙田IT戦略部長)。

棒グラフは時間帯別の写真枚数で、曲線が平均枚数。写真のように平均枚数を超える場合は、注目する目安になる棒グラフは時間帯別の写真枚数で、曲線が平均枚数。写真のように平均枚数を超える場合は、注目する目安になる

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409号(2017/02/10発行)10面

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