オークファン、『楽天B2B』事業一部を承継
2017年12月25日
オークファンの子会社であるシナビズ(東京都渋谷区)は12月7日、楽天との間で楽天市場店舗向けBtoB仕入れサービス『楽天B2B』事業の一を承継する吸収分割契約書を締結した。
2011年から開始した「楽天B2B」は、楽天市場の出店店舗のバイヤーと、商品を売りたいサプライヤーを仲介するプラットフォームとして利用されてきた。しかし、楽天市場の出店店舗のニーズの変化を踏まえて来年3月29日(予定)をもって終了することになり、サプライヤー企業との出展契約をシナビズの運営するBtoB仕入れサイト「NETSEA」が引き継ぐ形となった。
NETSEAは今回の事により、両者の従来の相性の良さを最大限発揮しつつ、供給が少なかった一部商品を補完することで、増々バイヤー、サプライヤー双方に支持されるマーケットプレイスであり続けるという。
NETSEAの流通高は約70億円で、登録サプライヤー数は4778社、登録バイヤー数は約31万人。
430号(2017/12/25発行)1面