【意識調査】シェアして欲しいもの

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【意識調査】シェアして欲しいもの

2018年03月23日

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ぜいたく品から家電、友人まで、ニーズは多種多様

モノや空きスペース等をシェアし、遊休資産を活用する「シェアリング・エコノミー」という考え方が広がっている。これが旧来の〝所有する"という考え方を根本から変えつつある。そこで、シェアエコや所有に関するインターネットリサーチの一部を抜粋して紹介する。調査を行ったのはプルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険(東京都千代田区)。

他の人から共有してもらうことができたら便利だな、と思う物やスキルなどシェアリングエコノミーに関する最後の調査テーマは、どんな物を共有できれば〝シェアリング・エコノミー〟型のサービスを使ってみたいかだ。

全回答者2000名に、他人から共有してもらうことができたら便利だと思う物やスキルを自由回答で聞いたところ、物に関する回答では、「自分では買えないスーパーカー」(40代男性)や「観光地にある別荘」(20代男性)といった、購入して所有するには手が届かなそうな〝ぜいたく品〟と呼べそうな物や、「子どものフォーマルな服など数回しか使わないような物」(40代女性)、「草刈機など頻繁には使わない物」(20代女性)といった、普段使いはしないが特定の利用シーンでは欠かせなかったり、あると便利な日用品に関する回答が多く挙がった。

スキルやサービスに関する回答では「一時保育」(30代女性)や「街や店の案内」(30代女性)といった、用務の代行や手伝い、知識の提供といった意見から、「ゲームのパートナー」(30代男性)「友人」(40代男性)などの交流相手という意見まで多種多様な回答となった。

今後も新たなシェアリング・エコノミー型のサービスは広がっていきそうだ。

〈調査概要〉
◆調査タイトル:シェアリング・エコノミーと所有に関する意識調査2016
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国20歳以上の男女
◆調査期間:2016年6月2日〜6月6日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:2,000サンプル
(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

435号(2018/03/10発行)15面

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