スニーカー専門店のSKITが、未使用スニーカーの買取り伸びる

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スニーカー専門店のSKITが、未使用スニーカーの買取り伸びる

2018年06月13日

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SKIT
スニーカー「未使用」買取伸びる
メーカー新モデル発売増で

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▲2000足以上を販売するSKIT東京・吉祥寺店

スニーカー専門店を吉祥寺、大阪、仙台、福岡に4店展開するSKIT(東京都武蔵野市)は、未使用品の買取りを伸ばしている。

未使用品含む中古カテゴリの売上構成比を2年で20%から35%に引き上げた。

新品含め常時約2万6000足の在庫を持つ同店は、10代~30代半ばのスニーカーの愛好家を中心に年間7万足を買い取っている。
うち使用感のある中古品は数%で、ほとんどが未使用品。「専門店としての見識を活かした、総合店ではできない、適正な価格での買取り」(鎌本勝茂代表)を強みとする。

未使用品の買取増の背景について鎌本代表は、「ナイキやアディダスなど大手メーカーが、拡大するスニーカー二次流通市場に負けじと、新モデルの生産サイクルを速めながら、5年で生産量を約100倍に成長させているため」と話す。

それにより愛好家の一部では、「集めるだけに終わり、未使用のまま次の新作を買うという行動が加速している」(鎌本代表)と言う。

吉祥寺店では月間2000足以上を販売。中心単価は新品・未使用品で1万1000円程、中古で4000~5000円程。

3-A①顔写真.JPG

▲鎌本勝茂代表

第441号(2018/06/10発行)3面

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