
「シティポップの次に来るブームって何だろう?」 レコードを長く扱って、さまざまなブームを見てきた立場としては、"次の波"を常に意識しています。ただ、時には全く予想外のジャンルが人気になることがあります。シティポップも、ある意味その一つでした。
ここ10年ほど、1970〜80年代の日本の歌謡曲が"City Pop"という名前で世界的に再評価され、今ではその波が一巡して定着しつつある印象です。流行の初期、アメリカのお客様から「ヤマハのシンセサイザー『DX7』の音がエモい」と聞いて、時代による感性の変化に驚かされたのをよく覚えています。昔はこの音を嫌う人が多かったのも事実なのです。
「100円レコードの常連」"曲の良さ"で脚光
第620号(2025/11/25発行)17面


