
世界の中古アパレル市場は今後拡大が続き、2029年に約3670億ドル規模へ拡大すると予測される。出店戦略が岐路に立たされるなか、「国内が飽和する一方で海外市場はまだ開拓の余地があります」と語るのは、ゲオホールディングスで『セカンドストリート』の海外事業を統括する久保幸司専務だ。同氏に、海外事業のポジティブファクターと課題、そして今後の成長戦略を聞いた。
ゲオHD
海外市場は十分な拡大余地
35年に海外1000店体制へ
取締役専務執行役員
海外事業責任者
久保 幸司氏
国内市場は飽和だが
海外はまだ未開拓
──世界の中古市場をどう見ていますか。
久保 世界では中古アパレル市場が拡大しています。アメリカ大手ECのThredUP(スレッドアップ)のレポートでも、2021年から右肩上がりで市場が拡大し続けており、29年には約3670億ドル規模に達するという見通しが出ています。
「物を大切にしよう」という風潮は世界的な流れであり、中古市場には追い風と言えるでしょう。さらに日本の古着は丁寧に扱われているので、「状態が良い」と海外の方から高く評価されています。こうした環境から、当社では今後海外市場は開拓していけると判断しました。
第623号(2025/01/10発行)6面


