コメ兵HD、子会社で不正流用
2026年01月06日
コメ兵ホールディングス(愛知県名古屋市)は昨年12月17日、連結子会社セルビーで、経理責任者だった元従業員1人が在職中に不正行為を行っていたと発表した。2025年11月から12月にかけ、セルビーの預金口座から当該元従業員の口座へ送金するなどし、現金を私的に流用していた。損害額は約1.2億円に上るという。

元経理責任者、約1.2億円
セルビーは、コメ兵ホールディングスの連結子会社で、同社グループの事業を担う一社。不正を行った元従業員は、経理責任者として資金管理を担当する立場にあり、会社の預金口座を通じて複数回にわたり送金を行っていた。
不正行為は、元従業員本人からの申告を受けて発覚した。同社は申告直後に社内調査チームを立ち上げ、弁護士など外部の専門家と連携しながら、資金移動の履歴や現預金残高の推移などについて調査を実施。その結果、在職中に不正な資金流用が行われていた事実を確認した。
同社は調査結果を踏まえ、当該元従業員を社内規程に基づき懲戒解雇処分とした。今後は、弁護士を通じて損害額の回収に向けた対応を進めるとともに、刑事上の法的措置を講じる方針としている。
第623号(2025/01/10発行)13面


