《全国ダーツの旅☆徳島県》アラジン、ワンストップの仲介サービスを行う

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《全国ダーツの旅☆徳島県》アラジン、ワンストップの仲介サービスを行う

2019年02月24日

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リサイクル通信 全国ダーツの旅

~徳島県 編~

ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー

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▲一宮昭夫代表

実家の処分に悩む兄妹救った
ワンストップの仲介サービス

総合リサイクルショップのアラジン(徳島県板野郡)にはここ数年、県外の中高年からよく電話がかかってくる。実家の親が亡くなり、家の中の物を片付けて欲しいと言う依頼の電話だが、良く聞くと最終的な目的は、親の家や土地を売ることだった。そこで同店では、提携先の解体業者や不動産仲介業者をそのようなお客に紹介するようになった。昨年の夏も父親を亡くした宮城県と愛知県に住む娘と息子から電話があった。

自分たちは徳島に行くことが出来ないので、家の中の物を買い取るか処分して欲しいと言う。その目的は家を空にして、土地を売ることだった。そこで一宮昭夫代表が解体業者と不動産会社を紹介しようかと尋ねると、「是非お願いします」と即答した。「紹介する際には、必ず相見積もりをとっ て下さいと言うのですが、安いところを紹介するので、大抵は決まります。お客様から手数料は頂きません。社会貢献の一環としてご紹介しているのです。

幸い、そのお客様のご実家は徳島市内にあったので無事売却できました」(一宮代表)徳島県は人口減少に伴い、65歳以上の高齢者の割合は40%を超えている。リサイクルショップも同店のように地域のニーズを汲み取った、物の売買以外のサービスが求められているのかもしれない。

17_p4.jpeg▲全長60メートルの大型店舗に約5万点の商品が販売されている

第457号(2019/02/10発行)17面

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