《シェアエコでおもてなし》セルート、訪日客にWi-Fi端末をシェアエコ配送 最速40分 23区で実施

検索

《シェアエコでおもてなし》セルート、訪日客にWi-Fi端末をシェアエコ配送 最速40分 23区で実施

2019年10月21日

  • Google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

シェアリングエコノミー型の宅配サービスとして知られる「DIAq(ダイヤク)」(運営:セルート・東京都新宿区)。これが今、訪日観光客向けにWi-Fiレンタルを即時配送する際、一役買っているようだ。東京五輪開催まで1年をきり、世界からの注目を集めている日本。"シェアエコでおもてなし"の一例を紹介しよう。

隙間時間にモノを運ぶと、報酬を得られるダイヤク。"アンカー"と呼ばれる5000人の登録者が、東京23区や横浜市、大阪市を舞台にモノの配送役を担っている。そのダイヤクを運営するセルートは今年、訪日観光客向けにWi-FiやSIMカードのレンタルサービスを提供するOg(オグ・東京都新宿区)とのコラボを始めた。

例えば日本にやって来た外国人が、ウェブからWi-Fiレンタルを申し込んだとしよう。そこで「今すぐ使いたい」となれば、即時での配送が求められる。現在Ogには、1日3〜5件の当日配送案件が舞い込む。ダイヤクのアンカーにOgの新宿店舗まで端末を受け取りに来させ、依頼主の外国人観光客が滞在する宿泊先に届けてもらうのだ。アンカーは基本、ホテルのフロントに端末を預けるだけで済むので、外国人と直接やりとりする場面はなく、言語面の心配は不要。

2019-10-16.png▲Wi-Fi端末をシェアエコ配送する例

実際には、アンカーとのマッチング後、最速40分で配送が完了している。こういったダイヤクの利用事例が増えていることで、現在セルートではOg以外にも、訪日観光客向けにWi-Fiレンタルを提供する事業者との連携を広めている。

セルートのDIAqプロジェクト所属の田村友里氏は、「ダイヤクを活用したOg様の事例では、特に欧米系訪日客の方の即日需要は高く、またお花見などは繁忙期でWi-Fiの貸出しも活発になるとのこと」と話す。

サービス事業者にとって、一般的な運送業者に配送依頼することは、一時的に商品を貸し出すことができない"休眠状態"を長めに設けてしまうことになる。それを、シェアエコ型配送を活用することで、商品回転を速められる。


DIAqとは
概  要:配送クラウドソーシングプラットフォーム
リリース:2017年8月
エリア:東京23区、横浜市、大阪市
アンカー(配達員)について
 登録数:約5000人
 車種属性:自転車・原付63%、軽四輪33%、バイク5%
 男女比:男性83%、女性17%
 平均年齢:35.6歳
 料金相場: 自転車の場合、800円スタートで以降1㎞毎に+100円など
(料金はアンカーが自由に設定できる)
取引代金の分配:アンカー8割、セルート2割(システム利用料として)

▼関連記事はこちら
【意識調査】「ダイヤク」アンカーの平均年齢は"34.6歳"
個人が空き時間に配達 ドライバー登録1600名
シェアリングエコノミー協会が調査 シェアエコ市場規模1.9兆円 「モノシェア」が3割占める

記事の全文は新聞購読から
新聞購読ならすべての記事が読める!

第473号(2019/10/10発行)12面

Page top