ブランドオークション最前線Vol.2 新型コロナで変わる常識~モノバンクワールドワイドオークション~

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ブランドオークション最前線Vol.2 新型コロナで変わる常識~モノバンクワールドワイドオークション~

2020年05月18日

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新型コロナ感染拡大の影響により、手競り形式のオークション開催が中止を余儀なくされる中、ネットオークションが注目を集めている。『ものばんく(山口県下関市)』が運営する「monobankオークション」に開催の手応えを聞いた。

モノバンクワールドワイドオークション
ネット1本で行く可能性ある

モノバンクワールドワイドオークションものばんく 吉田悟社長モノバンクワールドワイドオークション
ものばんく 吉田悟社長

ーー3月の市場を休会して完全オンラインに切り替えました。

吉田 リアルにしがみついて、やることもできた。でもオンラインでやる判断をして走りだしたのが今はベストの選択だったと。期待がある一方で、本当に値段がつくのか不安があったが、払拭されました。伸びしろを感じており、ネット1本で行く可能性も大いにあると感じています。

ーー参加者も短期間で一気に増えました。

吉田 アプリのダウンロード数は、4月28日時点で1059(967社)。新規会員が168社も入って頂きありがたいです。

ーー相場や落札率は思ったより高かった。

吉田 落札の内、70%は当日応札、30%は事前入札です。指値は任せると言われて、7割が入っていません。入札で入れた金額がそのまま落札額になるのではなく、2番手の方の1プッシュ高い金額が落札価格になるため、安心して値段を踏んで頂けたと思います。新規の落札比率が金額ベースで70%に。質屋さんでこれまで卸で買っていたが、ネットなら直接買えると。出品数を絞っているので、相場が維持できている面もある。

ーー売り手の反応は。

吉田 最初不安が多くて、値段がいくのかと。ただ、...

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第487号(2020/5/10発行)9面

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