
リユースモバイル事業を展開するニューズドテック(東京都中央区)は昨年6月、英国のIT企業NSYS GROUPが提供し、世界70ヵ国で利用されているスマートフォン再生ロボット「Reeva(リーヴァ)」を導入した。人件費換算での処理効率を8倍に高める効果を見込む。あわせて、人の目に依存していた品質評価のばらつきを防ぐ効果にも期待を寄せる。
スマホ再生ロボット導入で生産性8倍
サイズは電子レンジ並と小型
品質評価のバラツキ
損失を生む原因に
ニューズドテックが導入したスマホ再生ロボット「Reeva(リーヴァ)」は、検品からデータ消去、グレーディングまでの工程を自動化する。特に品質評価を行うグレーディングは、従来、人の目に依存していたため評価にばらつきが生じやすかった。これは査定価格に直結する悩ましい課題だった。品質評価が実態と異なると、クレームや高値買いにつながり、損失を生む可能性があるためだ。
従来、検品やデータ消去はソフトを使用していたものの、操作自体は人の手で行う必要があった。加えてグレーディングも人が行っており、1台当たり15分程度を要していたという。これがロボット導入により1台7分程度に短縮された。さらに、同社では5台のロボットを導入し、1人のスタッフが再生工程を稼働させるセッティングを担う体制を構築。処理時間の短縮に加え、同時稼働と人員集約を実現したことで、生産性を大きく高めた。
ロボットに装填する前に専用アプリをダウンロードする
第623号(2026/01/10発行)11面


